アーロンチェア、iMac、テレビ、エアコン、電動アシスト自転車などなど今年は大型散財が続いていましたが、とうとう車も買い換える流れになってしまいました。
令和元年、大散財の年となってしまいました😅
2019年上半期 買ってよかったもの - toshiboo's camera
まあ、プリウスも9年半 15万km乗ったんで買い替えもしょうがないとこもあります。しかし車って高くなりましたね。その9年前より3割増し相場なくらいの感覚です。
車体価格だけで軽く年収を超えてしまいました(年収が少ないだけですが😂)
運転アシストが欲しい
正直この歳になると運転が億劫なんですよね。
近距離もですが、長距離ならなおさら。
全車速追従クルーズコントロールとかステアリングアシストとかあるとめっちゃ楽とか言うじゃないですか。ボケて踏み間違えても大丈夫なよう緊急ブレーキも欲しい。
いつまであるかわからない人生。もっと遠出していろんなとこ行きたいですしね。
と言うわけで、運転支援といえばアイサイト、アイサイトといえばスバル。
と冷やかし半分でディーラーに行ってみたのが運の尽きでした。フォレスターに一目惚れしてしまいました😅
今回迷ったのはマツダ CX-5とスバル フォレスター
フォレスターに一目惚れしたものの
一番迷ったのが、CX-5でした。めっちゃかっこいいですよねー。
方式は違えどアイサイト相当の運転支援は今やどのメーカーでも準備されていて評判も悪くないですし。
比較して乗り比べて、どう言う点が良かった、またはイマイチだったかを書きたいと思います。
RAV4も比べたかったんですけどねー。かなり良いらしいですし。ただ時間がありませんでした😅
ディーラー行って試乗してちょこっと話聞くだけで結構時間かかりますよね。
マツダ CX-5
良かったとこ
試乗したのは2.2リットルディーゼルエンジンモデルです。
- 圧倒的なトルクによる加速感
- 意外とスポーティな足回りとハンドリング
- モダンでマツダらしいグラマラスでセクシーなデザイン
- クソ高いディラーオプションナビを買う必要がない(ナビいらないけどCarPlayとバックモニター欲しい)
- 後部座席の乗り心地は最高によかったらしい
- 残価設定クレジットの金利が安い(2.9%)
このディーゼルのトルクは強烈ですね。
強烈だとは思ってましたが、想像のさらに上の力強さでした。
まるで都会の電車のような加速感です。
すごく魅了されました。
足回りも硬めなのにとても収まりが良く、ハンドリングもよく運転の楽しさをしっかり味わえるのはもちろん、後部座席の評判がすこぶる高かったです。ちょっと意外でした。
ディーラーオプションで高価なナビを買うのって馬鹿らしくないですか?ナビはiPhoneのYahoo!カーナビやGoogle Mapで良いですし。 でもナビつけないとインパネが悲惨な状態になったり、バックモニターがつけられなかったりするじゃないですか。ナビ要らないのにナビ買わないといけなくなっちゃうんですよね。超高いのに。
マツダだとモニターとオーディオが標準で付いてます。AppleのCarPlayにも対応していてバックモニターも付けられる。個人的には理想形ですね。ナビ機能も5万円程度のオプションで追加できるようですが、CarPlayでGoogle Mapなどのナビアプリが使えるので必要ないです。
イマイチだったとこ
- 狭すぎる後部座席
- クリーンディーゼルの寿命
- ドライビングアシストの精度
後部座席の狭さは身長190cmの筆者にとっては致命的でした。
自分が運転席に座れば後部座席は小さな子供くらいしか乗れません😅
クリーンディーゼルはある程度定期的に長距離を走らないとスス?が溜まって壊れるそうです。なんとディーラーの方が教えてくれました。
あともう一つ、運転アシストとか支援とか言われる類の性能は概ね網羅しているんですが少し反応が悪い感じでした。 ステアリングのアシスト(レーンキープアシスト)は反応を早めにしても結構車線ギリギリに寄っていく感じです。 なので、車線中央キープする感じではなく車線に弾かれるピンボールのような感覚になってしまいます。
アクティブクルーズコントロールについても、下り坂で前車に突っ込みそうになって慌ててブレーキを踏み込んだシーンがありました。
スバル フォレスター
良かったとこ
- 普遍的なのにカッコいいデザイン
- 車内、後部座席の広さ
- 見晴らしが良いのに乗用車的な着座高
- 気持ちの良いドライブフィール
- アイサイトの信頼性
とにかくデザインに一目惚れでした。 CX-5と違ってすごくすごく車として普遍的なんですよ。なのにめちゃくちゃかっこいい。
CX-5はマツダらしくすごくモダンなんですよ。都会的でカッコいいんですがフォレスターの方が自分に似合うかなと思いました。
190cmの筆者の後席でもさらに筆者が座れるくらい広いです。
自分が後席に乗る可能性もゼロではないので、この広さはよかったです。
ドライビングポジションは全く腰高感がなく極めて乗用車的な感覚でした。そして窓が大きく見晴らしが良いのでとても運転しやすかったです。
CX-5のディーゼルエンジンほどの力強さはありませんが、十分なパワーがあるエンジン(2.5Lガソリン)でした。ロールも少なく峠道を走るのも気持ちよかったです。
計3回試乗しました。1回目こそ使い方がわからず全く安心感が得られなかったアイサイトツーリングアシストですが、2回目からは操作も慣れて安心して使えました。ステアリングアシストも追従時のブレーキも動作に不自然さがなくとても安定していました。
ガソリンかe-BOXERか
フォレスターのパワーユニットは2.5Lのガソリンエンジンと、小さなモーターを組み合わせた2.0Lのマイルドハイブリッド(e-BOXER) があります。
両方とも試乗しましたが、断然2.5Lガソリンエンジンの方が良かったです。パワーがあるのはもちろん車重も120kgほど軽くとても運転が楽しかったです。
一方e-BOXER搭載グレードのアドバンスはモーターの存在を感じさせないほどの介入しかなく、アイドリングストップ復帰時も普通にエンジン始動がわかってしまいます。
その上車重があるので、かなりもっさりした乗り味になっています。その乗り味はよく他レビューで高級感に例えられていますが物は言いようかなという感じです。
そして肝心な燃費にもあまり貢献していないようなのでメリットがほとんどない感じです。燃費(WLTC)はガソリン13.2km/l に対して e-BOXERが14.0km/l です。それも市街地以外の郊外・高速道路走行は2.5Lガソリンの方が燃費が良いというスペックです😅
ただドライバーモニタリングシステムという、ドライバーの脇見や居眠りを監視したり個人を認識してシートポジションを動かしてくれる装備はアドバンスにしか設定がありません。でもね、脇見や居眠りの警告はいらない時に鳴ることも多くてちょっと鬱陶しいと営業さんが言ってました(笑)
イマイチだったとこ
- ナビをつけないとインパネがカッコ悪く、リアモニターもつけられない。しかもめっちゃ高い。
- 燃費悪い
- アイドリングストップ復帰のエンジン始動が安っぽい
- 後部座席の乗り心地はCX-5と比べればイマイチとのこと。ただし広いのは良い。
- 残クレの金利がマツダより高い(3.9%)
ナビ要らないんですけどねー。初めはナビをやめてiPadでもマジックテープで貼っておこうかと思いましたが、そうするとリアモニターがつけられない。iPad車内に置きっぱなしってわけにもいかないので乗るたびに持っていくのもめんどくさそうだったり忘れそうだったりで。
ナビをつけるとしたらビルドインじゃないとかっこ悪いなぁと思ってナビパック買っちゃったんですがアホみたいに高いですよね。ほんと無駄です。
残クレの金利って、たった1%でも安いと10万円程度の値引きと同じ効果があります。
スバルが3.9%なんで特別高いわけではないのですが、マツダはなんと2.9%です。スバルでもレヴォーグは2.9%キャンペーン中ですし、ホンダなんか車種は限られますが1.9%なんてのもやってます。(201910現在)
結局決め手は
結局のところ、金利が高かろうが、必要ないナビを買わなきゃいけなかろうが、惚れた車を買うしかないです(笑)
試乗の後はCX-5が優位に立ったんですけどね。ディーゼルの乗り味が最強すぎて。
でもその後再び試乗した時、運転席に座ってしっくりくるのはフォレスターでしたし、そして車から降りて車を見てうっとりするのがフォレスターでした。
ただ、CX-5のおかげでスバルはフォレスターの値引きを頑張ってくれたので良かったです🤗(本心をいえばこの値引きとか言うめんどくさいクソシステムはやめて欲しい[最初から安くしろ])
と言っても、いろいろクソ高いオプションをつけた中での値引きですので冷静に見れば大した得してない感じです。結局いろいろ考えてても最後めんどくさくなっちゃうんですよねw
グレードは
2.5Lガソリンにはツーリング、プレミアム、X-BREAKの3モデルがありますが、筆者が選んだのはプレミアムです。カラーは白。
X-BREAKとは最後の最後まで悩みましたが、
- メーカーオプションを揃えるとプレミアムの方が安い(ルーフレール入れると同じくらい)
- X-BREAKはオールシーズンタイヤですが、やっばり冬はスタッドレスが必要とのこと(誰に聞いてもそう言う)
- オレンジの差し色がカッコいいけど飽きる気がした(特に内装)
と言う点で、X-BREAKをやめましたがいまだに未練はあります。
X-BREAKはオールシーズンタイヤを履いています。それで雪道も乗り切れるなら大きなコストダウンになるかなと思ったのですが、誰に聞いても無理って言うんで諦めました😅はじめはタイヤ屋のポジショントークかなと思ってましたが、山陰の冬には難しいらしいです。安全面で冒険するのもなんなので諦めました。
どうせスタッドレスを買わなきゃいけないんだったら、サマータイヤを履いているプレミアムの方がいいかなと。
ただプレミアムのメッキグリルがめっちゃ目に付く気がしたので、グリルだけを黒くしましたが、そうするとX-BREAK以上の値段になってしまいました😂
ちなみにグリルを黒くするのはX-BREAK用のオプショングリル以外にボンネット側のパーツも必要です。最初気づかなくてツートーンなグリルになるところでした。かなり高つくのでオススメしません(笑)
いま冷静になって選び直すとしたら、最安モデルのツーリングにキーレスとパワーシートとアイサイトセイフティプラスをつけただけのメーカーオプションにすると思います。やっばクソ高いナビ要らないです。iPad を貼り付けます。車のほとんどの部分は同じなのに、これだけで40万円くらい浮きますよ!!! LUMIX S1Rが買えてた!😭
本当、車って高いですよね。購入検討しているだけで金銭感覚がおかしくなって必要ないオプションポンポンつけたり、レンズもポンポン買ったりしてしまいます。
この記事が皆様の車選びにおいて冷静になれる材料になれば幸いです。(ならない)
値引きについて書きました!
ファーストインプレッションレビュー書きました!