Adobeの決済金額が合わないことで発覚
先日 Adobe Creative Cloudの年会費を スマホ決済サービスの Kyash で支払いました。
それから数ヶ月して気づいたのですが、どうもAdobeからの請求と実際引かれた金額が合いませんでした。
Adobeからは20.856円の決済でしたが、Kyashでは21.481円、625円高く引き落とされています。
Adobeに散々確認してもらいましたが、Adobe側では間違いはないとの回答。
Kyashのヘルプを見てみるとどうやら海外サービス手数料のようでした。
円建てでも海外サービス手数料!?
Adobeがアメリカの企業だということは分かるのですが、日本法人もある会社の日本語のサイトで日本円の表示なのに手数料を取られるのが腑に落ちませんで、Kyashに問い合わせてみました。
せめて、事前に海外サービス手数料がかかる決済なのかわからないものかと。
Kyashからの回答は、
- 今回の請求元の所在地は「アイルランド」
- Kyash側でも請求が行われるまで海外かどうかの判別はつかない
- よって、事前に見分けることは不可能
とのことでした。
海外サービス手数料は2020年12月3日から加算
昨年の同様の決済ではこんなことはなかったのですが、どうやら2020年12月3日から海外サービス手数料が加算されるようになったようです。
通常のクレジットカードでは円建てで海外サービス手数料は加算されないはず
外貨建てだと他のクレジットカードでも手数料は加算されるのですが(それでも1.5〜2.2%程度)、円建てではたとえ海外加盟店だとしても手数料は発生しません。(筆者の知る限りですが…)
怖くてもうKyashは使えない
実際に海外に行って使ってるなら覚悟もできるのですが、ネットで円建ての決済で不意に手数料を取られてはたまったもんじゃありません。
たとえ日本の企業でもVisaの加盟店登録が海外になっていれば、円建てでも3%の海外サービス手数料を取られるということです。
もちろん先ほども書きましたように事前にわかるすべはありません。
しかも、何らかの事情で返金処理があったとしても海外サービス手数料の3%は返ってきません。
しかも手数料3%って、ちょっとボリすぎじゃないですか?
クレカとの連携によるポイント二重取りも、0.2%(最大100ポイント/月)と微々たるものになってしまったKyash。
欲を出してこの微々たるポイントを狙いに行ったために 600円以上失ってしまうこととなってしまいました。大赤字です。
もはや、Kyashを使うのはリスクばかりでメリットがないなぁと思いました。
しかし、ほんとKyashは使えないサービスになってしまいましたね。
皆様も、いつの間にか引かれている、海外サービス手数料にお気をつけください…。