ドリキンさんが「誰にも教えたくない」と大絶賛するHUAWEI Eyewearを購入しました。
HUAWEI Eyewearが何かと言いますと、スピーカー内臓のスマートグラスです。Bluetoothでスマホやタブレット、PCなどと接続して使います。同時に2台接続することが可能です。
マイクも内蔵していますので、通話やビデオ会議用のヘッドセットとしても使えます。
見た目はごく普通のメガネ。ちょっとツルが太いくらい。
ツルの部分に指向性スピーカーが内蔵されており、耳を塞がないのに音漏れ少なく音楽を楽しんだり通話をすることができます。
オンデーズ(OWNDAYS)にて¥32,780(度付きレンズ込み)
遠近両用をつけて +¥5,500
スナップレンズ(マグネットでくっつくサングラス)をつけて +¥1,650
合計¥39,930のお買い物でした。
ちなみにAmazonでも買えます。
Amazonだとオンデーズとは違った3種類の形が選べます。こっちの方かいいなぁ。
少し安いですが、度付きレンズは別途かかります。(自分でメガネ屋に持ち込む)
HUAWEI ロゴがつるの外側に入ります。(オンデーズは内側)
- iPhoneだと通知機能がない
- 充電しにくい
- かけ心地は60点
- 接続がよく途切れる
- それなりに音漏れする
- 結構遅延はある
- バッテリーは一日持たない
- 音質はまあこんなもんか
- マルチポイントはちょっと使いづらいかも
- デザインが限定的
- ペアリングモードのやり方
- iPhoneでインストールするアプリはHUAWEI AI Life
- 不満点はあるものの生活に欠かせなくなる可能性大
確かに非常に良いものですが、少々気になることもありましたので、ネガティブ多めのレビューをしたいと思います。
とはいえ、結論としては、AirPodsを使わなくなるほどには無くてはならないものになりました。
iPhoneだと通知機能がない
ドリキンさんは通知や時報があって便利だと言っていましたが、それはAndroid端末との連携でのお話でした。
iPhoneからは通知や時報の設定はできません。
後述するアプリHUAWEI AI Lifeではジェスチャの変更ができる程度です。
Siriを起動することはできます。
充電しにくい
こんな感じであとは充電ケーブルの後端にUSB-Cで接続します。
とにかくツルの後端につけるマグネットが弱いので付けようとしたら外れて、もう片方をつけたら外れてと地味にイライラします。
かけ心地は60点
ツルの部分が曲げられないのでフィッティング性はいまいちです。
個人差が大きくあるとは思いますが、筆者の場合は右耳の上が痛くなりました。
筆者は耳が痛くなりやすい体質ですし、こればかりは長時間かけてないとわからないので、なかなか購入前の判断は難しいところです。
スピーカーとバッテリーが内蔵されていると思えばかなり軽い(約36g)のですが、自分が普段使っていた通常のメガネよりは少々重いです。
まあ、これより重たい普通のメガネもたくさんあると思います。
重さ自体が気になることはありませんでした。
接続がよく途切れる
これは個体差なのか初期不良品なのか、音楽を聴いているとしょっちゅう途切れます。
数秒で戻ったり、一時停止してしまったり。
うーん。
他の人はそんなことないという声も多いので、これは一回オンデーズに持って行ってみたいと思います。
それなりに音漏れする
とても静かな環境ですと結構音漏れは聞こえます。
30%くらいのボリュームでも聞こえます。
ただ、外の雑踏や電車の中では気にならないと思います。
会社で仕事中に聞いていても気づかれたことはありません。
音的にも見た目的にも。
結構遅延はある
わりと遅延は目立ちます。
Youtubeなんかをみていると、リップシンクが気になります。
動画編集に使おうかと思いましたが、ちょっと無理でした。
バッテリーは一日持たない
音楽連続再生6時間とのことで、だいたいスペック通りかと思います。
一日音楽聴きまくってると、バッテリーが持ちません。
ワイヤレスイヤホンだと思えばかなりバッテリー持ちは良いのですが、度付きメガネな上、専用充電ケーブルが必要なので気軽に外出先で充電できず、だいたい夕方バッテリー切れします。
筆者の場合は平日仕事から帰宅後と就寝中の一日2回充電するサイクルになっています。
音楽聞いてなくてもバッテリーは結構なペースで消費されている気がします。
充電時間も85分と結構かかります。
音質はまあこんなもんか
並のイヤホンに比べると全然しょぼい音です。
ただ、この音漏れの少なさのスピーカーが耳の外で鳴っていると思えば、この音質はびっくりするかもしれません。
50%以上に音量を上げてやると割と良い音になってきます。
手で耳を覆ってやると迫力のサウンドになります笑 お持ちの方はぜひ試してみてください。
マルチポイントはちょっと使いづらいかも
家ではiPhoneとiMacを同時に接続していますが、ちょっと使いづらく感じました。
メガネのダブルタップでiPhoneの音楽を再生したいのに、iMacからYoutubeが大音量で流れたり(しかもiMacのスピーカーから) iPhoneで再生中の音楽がiMacで見ているTwitterの何かによって切断されたり。
もしかしたら先の接続がよく途切れるのはこれも関係しているかもしれません。
デザインが限定的
このメガネ、オンデーズで売っているものは2種類しかありません。しかもデザイン的に大差ない。色もブラックとグレーがあるのですがこれも大差ないです。
しかもどのデザインも結構横幅があるので、小顔の方や女性には合わないだろうなと思います。
筆者は大顔の部類に入ると思いますがそれでも大き目です。
他のユーザーとのメガネ被りも気になりますが、ファッション的にもう少し選べるといいなと思いました。
ペアリングモードのやり方
わかりにくい点もいくつかあります。
HUAWEI Eyewearをペアリングモードにするには、充電ケーブルを接続し、充電状態にして充電ケーブルのボタンを3秒長押しします。 ボタンから指を離すとLEDが白点滅に変わります。
いいですか、白点滅に変わってから離すのではなく、離すと変わります。
自分は永遠に押し続けてました…。
あとはペアリングしたい機器からHUAWEI Eyewearを選んでやります。
あともう一つのペアリング方法としては、左のツルの上を4本指で下を親指で長くつまんでやるとできるようです。 アプリ内の説明にあるのですがアプリの操作も伴っているので、初期状態からできるかどうかはわかりません。
iPhoneでインストールするアプリはHUAWEI AI Life
もう一つわかりにくい点。
iPhoneでインストールするアプリはEYEWEARではありません。
HUAWEI AI Lifeというアプリ名になります。
不満点はあるものの生活に欠かせなくなる可能性大
耳に入れなくてもいいイヤホン。
スピーカーを常に身にまとっている。
例えるならこんな感じでしょうか。筆者のコピーセンスのせいで訴求力がありませんけど…。
実際使ってみるととても画期的だと思える反面、通話もビデオ会議もほとんどしない筆者にとってはあまり活用シーンが少なく、音楽やPodcastを聞くくらいしかありません。車だと移動中、音楽聞くのもカーオーディオですし。
ただ、イヤホンを持っていなくてもいつでもどこでも音楽を聴けたり、音声付きで動画を楽しめたりするのは、これをかけてなかったときに急激に不便さを実感しました。
確かに、なくてはならないものになった瞬間でした。
仕事中も気兼ねなく音楽を聞くことができます。
連続再生時間がもう2時間くらい伸びてくれると丸一日音楽やPodcastを聴いて過ごせるのにと思います。
バッテリー切れが近づいた途端、なにやら心細く感じます。
個人差ですが耳が痛くなるのも、しばらく外さなきゃいけないので、なんだかさみしく思います。
とりあえず、AirPods を使うことは無くなってしまいました。そう考えるとすごいかも。
まあ、 通常のレンズですと¥32,780ほどですので、普通のちょっといいメガネを買ったつもりで使ってみるのはアリだと思いますよ。
Amazonだとオンデーズとは違った3種類の形が選べます。こっちの方かいいなぁ。
少し安いですが、度付きレンズは別途かかります。(自分でメガネ屋に持ち込む)
HUAWEI ロゴがつるの外側に入ります。