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人生で一番買ってよかったもの デロンギ全自動エスプレッソマシン マグニフィカS 購入6年後レビュー

マグニフィカS

タイトルの通り、筆者が人生で一番買ってよかったものと思っているデロンギ全自動エスプレッソマシン マグニフィカSを改めて紹介します。

本当に、生活が一変するほどのモノで、2015年に購入して以来、6年間ほぼ毎日欠かさず3〜10回は稼働しています。ほんとめちゃくちゃ使ってます。


20年間ドリップで淹れ続けてきたけど、エスプレッソ最高

筆者は学生時代からハンドドリップでコーヒーをほぼ毎日淹れてきました。コーヒーはすでに人生のパートナーです。学生結婚。

当時コーヒーはドリップでの抽出が神で最高!ゴッデス!と信じて疑わなかったのですが、ある日エスプレッソで抽出したコーヒー(ルンゴ*1)を飲んて衝撃を受けてしまいました。

ドリップのすっきりとした味わいに対してエスプレッソの豆のコクと香りと苦味、全てを絞り出した味がものすごかったです。

もちろんドリップにはドリップの良さはあるのですが、そのコーヒー豆の全ての旨さが詰まったエスプレッソという抽出方法の虜になってしまいました。


ルンゴ、アイスコーヒー、アフォガート 多彩な飲み方どれも美味しい


ホットコーヒーはルンゴで

エスプレッソマシンと言っても筆者の場合、いわゆる濃い本当のエスプレッソを淹れることは少なく、ホットコーヒーではルンゴを淹れます。

ルンゴだとレギュラーコーヒーのような濃さでゆっくりと味わいながら飲むことができます。

これが前述の通り、最高のコクと香りの味わいです。


アメリカーノもおすすめ

濃いエスプレッソを淹れてその後お湯で割ったアメリカーノもおすすめです。

ルンゴに比べ苦みや渋みを抑えたスッキリとした味わいになります。

よりドリップに近いです。


アイスコーヒーが美味すぎる

氷注ぐ
たくさん氷を入れたグラスにエスプレッソを注ぐ(真空断熱タンブラーがおすすめ)

夏が近づくとやはりアイスコーヒーです。

エスプレッソで抽出したアイスコーヒーがこれまた最高に美味いです。

淹れ方は氷をたくさん入れたグラスにエスプレッソを抽出するだけ。

氷の上に熱いエスプレッソが注がれ、瞬間的に冷却されるので、香りや風味がそのままコーヒーに閉じ込められます。

そして口の中に入れ温度が上がった途端一気に香りとコクが広がります。あーもう最高です。

これほどガツンとくる味わいなのに、何杯でもガブガブ飲んでしまいます。

夏は豆の消費が一気に加速します。



極上大人のスイーツ アフォガート

アフォガート

そして、スイーツ的なお楽しみとして、バニラアイスにエスプレッソを注いだアフォガートがあります。

筆者は特段アイスクリームが好きなわけではなく、1カップを食べきれないくらいなのですが、アフォガートにするとペロリと食べれてしまいます。

冷凍庫にアイスクリームがあるだけで、手軽にこんな美味しいスイーツが食べられるなんて、まあなんという贅沢の極みでしょうか。

色々試しましたが森永のMOW(モウ)のバニラが手軽で一番美味しいです。


エスプレッソも美味しい

エスプレッソ

筆者が淹れる頻度は少ないものの、純粋なエスプレッソもめちゃくちゃ美味いです。

このマシンで淹れるとクレマ*2がたっぷりできます。上質なエスプレッソの証です。

ゆっくり飲むには向いていませんが、朝の時間がない時に、まるでエナジードリンクや気付け薬のようにクイっと飲み干すとしばらくの間、身体中が コーヒーに覆われるような満足感が続きます。いやこれはもはや恍惚感。

筆者はルンゴやアイスコーヒーの場合、ミルクも砂糖も入れないブラックで飲んでますが、エスプレッソの場合だけはスプーン大盛り一杯のグラニュー糖を入れます。

あまり溶かさずに入れて、最後の残りをスプーンで掬って食べると、これまた、まるでスイーツです。ああ美味い。


カプチーノやカフェラテも美味しい

ラテアート失敗例
ラテアート失敗例

ミルクを温めたり泡立てることができるミルクフロッサーも搭載されていますので、スチームドミルクやフォームドミルクを簡単に作ることができます。

牛乳さえあれば簡単にカプチーノやカフェラテを楽しむことができます。

ちなみにカプチーノとカフェラテはフォームドミルク(泡立てたミルク)の量が違うそうです。多いのがカプチーノだとか。

そうなるとラテアートにチャレンジしてみたくなるのですが、筆者は成功した試しがありません笑



カフェジャポーネはイマイチ

このデロンギの全自動エスプレッソマシンに搭載されているカフェジャポーネ機能ですが、あまり筆者の好みには合いませんでした。

ドリップコーヒーに近づけるべく開発された抽出方法らしいのですが、コクが減って雑味が増えたような味で残念です。

あくまで筆者の好みなので、これが好きな人もいるでしょうし、もちろんデロンギの開発陣はこれが良いと思って家庭用全機種(たぶん)に搭載しているはずです。

なので一度は試してみてもいいかもしれません。

個人的にはドリップの味を飲みたいならドリップで淹れるべきだと強く思います笑


コーヒー代も安上がり


コーヒー豆は鮮度が命です。

豆
ダイヤルで挽きの細かさも調節可能

筆者がインスタントコーヒーや安いパックに入ったレギュラーコーヒーが飲めないのは、鮮度が悪いせいです。

鮮度が良いコーヒーはムカムカしたり胃を悪くすることはありません。ってカフェの店長も断言してました。確かにそう感じます。

コーヒーが原因でなんらかの体調が悪くなるのは、ほとんどの場合、鮮度が悪いせいです。あとは砂糖や添加物か。

なので豆で買ってきた鮮度の良いコーヒーを使うことが大前提となります。

そうなるとやはり自家焙煎の店で購入するのが望ましいです。


この全自動エスプレッソマシンはコーヒー豆を豆のまま投入します。(この機種は粉も使えます)

淹れるたびに新たに豆を挽くので、常に鮮度の良いコーヒー豆を使用できるというわけです。


一杯あたりのお値段は?

そんな鮮度の良いフレッシュで美味しいコーヒーが飲めるなんて、お高いんじゃないの? と思われるかもしれませんが、外で飲んだり買ったりすることを考えればはるかにお安い金額です。

ちなみに筆者が愛飲しています、パオコーヒーのコロンビアサンアグスティン(1kg 2800円)で計算してみますと。

1回で飲む量(2杯分) 約14g(豆の量最大)使用しますので、一回あたり約39円ということになります。

2杯分なんで結構な量になります。マグカップなみなみ一杯。めちゃくちゃ安くないですか?

コンビニはもちろん下手なカフェで飲むより全然美味しいコーヒーですよ。

正直、バカらしくて外出先でコーヒーを飲むきはほとんど起きません。


スタバでドリップコーヒーグランデを頼めば約400円。

1ヶ月毎日一杯飲むとして、スタバなら12,000円

全自動エスプレッソマシンで淹れて飲めば 1,170円です!

言っちゃアレですが遥かに全然美味しいですよ。


アフォガートなんてスタバで頼めば約900円(マジか)

家なら130円くらい…

コスパ良すぎますよね。


操作はボタンを押すだけ50秒

ボタンを押すとこ

全自動というからには操作はボタン一つです。

これが本当に全自動。

もちろん水や豆は事前に入れておく必要がありますが、電源を入れると内部清掃が始まりスタンバイ状態になります。

そして目的に合わせたボタンを押すと豆を挽くところから抽出まで50秒くらいでコーヒーが入ります。

電源OFF時の清掃ももちろん自動です。

これが本当めっちゃ快適!


全自動とはいえ"ドリップ式"だとフィルターのセットや廃棄は毎回自分でやらなきゃいけなかったりするので、この全く手間要らずの全自動というのは大変素晴らしいです。


この全く手間がかからず(50)秒でめっちゃうまいコーヒーが淹れられることが生活が変わる!と思わせる一面でもあります。

何杯でも立て続けに飲んでしまう要因でもあります笑

あ、あともちろんコーヒーカスや排水が溜まったら捨てる作業はあります。って言っても捨てるだけです。


メンテナンスもとても楽

毎回の抽出は全自動なんですが、多少の人の手によるメンテナンスは必要です。

と言ってもこれがまた非常に簡単。


週一回くらい、抽出ユニットを取り出して水洗いするだけです。

あと、おおよそ半年〜1年に一回くらいで石灰除去を行う必要があります。

これが一番手間と時間がかかります。

30分間くらい排水と放置を繰り返します。

手間は大したことないのですが大きい排水用の入れ物を用意できなければ、こまめに見て捨ててやる必要があります。

デロンギ専用の洗浄剤がありますが、筆者は手軽に入手できるポット用洗浄剤(クエン酸)を使っています。多分問題ないと思いますが自己責任でどうぞ。


オススメのコーヒー豆

コロンビアサンアグスティン

いくら、機械が良くても豆がよくなくては話になりません。

コーヒーの美味しさの9割は豆で決まると言っても過言ではありません。

ネットで買えるコーヒーだと、先ほども紹介しましたがパオコーヒーの豆が非常におすすめです。

もちろん自家焙煎で鮮度は良いのですが、豆の選別もとても丁寧にされている印象です。

チャフ(皮)とか欠損豆(虫食い)が入ってると雑味が増えちゃって美味しくないんですよね。


豆の種類も色々試しましたが、やはり前述のコロンビアサンアグスティンが一番筆者の好みでした。

苦味はほどほど、酸味は少なく、コクと香りが深いです。とても深い。ホットでもアイスでもこれが一番好きです。


あとは、同じくパオコーヒーで売られている、キリマンエスプレッソやジャーマンブレンドなども美味しかったです。


どこお店で選ばれるにせよ、酸味が少ないものがエスプレッソの抽出方法には合います。

真空パックや脱酸素パックなどで売っているものより、自家焙煎のお店で鮮度の良い豆を選びましょう。

とにかく鮮度が命です。


保存は冷凍

お店によっては常温でと言われる場合もありますが、簡単に数週間持たせるなら冷凍が間違いないです。

2,3日で飲み切る分を買ってなら常温で良いと思いますが、なかなか難しいですよね。

筆者はいつもパオコーヒーの楽天店でコロンビアサンアグスティン 1kg(2800円)とセールの豆どれか200gを買って3000円以上送料無料にして購入しています。

自家焙煎で高級種のストレート(単一種)が1kgでこの値段ですからね。めっちゃお得だと思います。

おかげでよく豆を買っていた地元のカフェでは買えなくなりました(だって倍半分違いますもん😅)


まとめ

マグニフィカS

本当、淹れるための手間が全然なく、時間もかかりません。

ハンドドリップとは比べるまでもありませんが、ドリップ式の全自動マシンと比べても手間と時間は大違いです。

これだけでも生活が一変します。

それに加え、コクと香りが豊かに抽出できるエスプレッソ方式ならではの味わいは、飲めば飲むほどクセになります。

ドリップ方式がちょっと物足りなく感じるかも?

たまに飲むスッキリとしたドリップも美味しいんですけどね。


これからの季節アイスコーヒーが格段の美味さです。

冷凍庫の氷残量に気をつけないと、夜のハイボール分がなくなっていることも多々あります笑


本当これほどまでに筆者の人生を変えてくれたこの全自動エスプレッソマシンをめちゃくちゃ推したいと思います。

6年間、毎日これほど使って壊れる気配は微塵もありません。

少々勇気のいる価格ではありますが、コスパも最強と言わざるを得ないほど十分に元が取れるモノだと思いますよ!

ぜひ!


エントリーモデルもおすすめ

ルンゴボタンに代わってカフェジャポーネボタンになり、ミルクフロッサーの調節が簡易化されたエントリーモデルですけど、抽出方法も構造も基本同じですのでこちらもおすすめです。

ただ通常時のAmazonだと3000円程度しか変わらないので、セミスタンダードモデルでもいいかもしれません。


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*1:エスプレッソを多くの湯量で抽出したもの。レギュラーコーヒーに近い濃さ。

*2:エスプレッソ上面にできるきめ細かい泡