この度、自宅で使っておりましたHappy Hacking Keyboard(以下HHKB) Professional BTを HHKB Professional HYBRID Type-S に買い替えました!
職場では有線接続の HHKB Professional Type-Sを使っておりまして、やはりそちらの感触のほうがええなぁと言うことで買い替えを決意いたしました。
そもそもHappy Hacking Keyboardってどうよ?
HHKB Professionalはテンキーがなくコンパクトな静電容量無接点方式のキーボードになります。
テンキーが必要なく、少ない設置面積を望まれ、さらに最高のキータッチを求める方にベストマッチなキーボードとなっております。
筆者が今回購入したのは、有線接続と無線Bluetooth接続が可能なHYBRID。 さらにSpeed(高速タイピング性)とSilent(静粛性)に優れるキー構造を採用したType-Sです。日本語配列でカラーは墨です。 HHKBシリーズのフラッグシップモデルになります。
キーボード、キー構造の種類
ちなみにキーボードのキーの構造の種類としては主に「メンブレン方式」「パンタグラフ方式」「メカニカル方式」「静電容量無接点方式」があります。
- メンブレン方式 キーの下にラバードーム、主にデスクトップPCに採用
- パンタグラフ方式 薄型、主にノートPCに採用
- メカニカル方式 メカニカルなスイッチ、カチャカチャ音、ゲーミングPCに多い
- 静電容量無接点方式 高耐久、静音、スコっとキーが入る感触
と、ざっとこんな違いです。 後者の2つが高級機の部類に多いですが、カチャカチャうるさくなくスコッとキーが入る感触の静電容量無接点方式が筆者の好みです。
Type-Sは静電容量無接点方式の中でもさらに静音性と高速タイピング性を求めたものになります。
見た目はほとんど一緒
HHKB Professional BT(以下 BT)と HHKB Professional HYBRID Type-S(以下 HYBRID Type-S)、ほとんど見た目が変わりません。
見た目では買い替えた実感が全く湧きません😂
思考を邪魔しない、極上のタッチ感と静音性
見た目は変わらないものの、キータッチは全くの別物です。
まずはキートップを触れた時点でその違いに気づきます。
キーの表面、指を滑らすとBTはプラスチック独特な響きを感じるのですが、HYBRID Type-Sは見事にその音が抑えられています。
そして押し込んだ時はそれ以上の違いを感じます。
思考を全く妨げない静粛に包まれたタイピング。そして吸い込まれるようにスコスコと入っていくキー。
スコスコと入っていくキー。って言葉にすると滑稽ですが、とても気持ちの良いタイピングが可能です。
このキーボードを触りたいからブログを書いているようなものです。いや、このキーボードのためにブログがあるのかもしれません。
明らかにタイピング時のストレスが減りました。
いや、今までもそんなにストレスだとは思っていなかったのですが、HYBRID Type-Sを一度味わうともう戻れない感覚です。
比較動画
専用のレビュー動画ではなく申し訳ありませんが、参考までにちょっと触った音の比較動画を。
さらなる安定と静寂。吸振マット
素晴らしいタイピングが味わえる Hybrid Type-S ですが、さらなる安定性と静音性を追求した、吸振マットが販売されています。
もちろん装着しました。
粘着シールで貼り付けるため、一度貼ってしまうとはずせないです。
そのためわずかな時間の比較となりましたが、やはり別物といっても過言ではないくらい一段と高級感が増すタイピング体験となりました。
HHKBを買われたならセットで購入することを迷わずオススメします。
Macで使う際の注意点
Bluetooth接続の場合、ディスクの暗号化FileVaultがオンになっていると、起動時のパスワード入力ができません。
USB接続にするか、Mac本体または付属のキーボードを使う必要があります。(スリープ解除時は問題なし)
また日本語配列モデルでBluetooth接続をする場合はmacOS 10.15(Catalina)以降の対応となります。
高いけど自己投資と思えば安いかもしれない
Hybrid Type-Sは通常価格で35,200円(税込)です。
筆者ですらとんでもなく高いと思うので、一般の方(?)からしたら目玉が飛び出るような価格じゃないでしょうか。
ただ、タイピング機会が多いなら決して高くない投資かと思います。
このスムーズさとストレスのなさ、指先とキーとの一体感は何にも変え難く、価格に見合った十分な価値があるかと思います。
あと、今まで使っていた BT も割といい値段で売れるので、今まで使ってきた期間を考えると十分元は取れているかと思います。
耐久性の高い静電容量無接点方式ですので、この先何年も使えると思えば実質無料じゃないでしょうか〜!