iMac(2019)を再起動した際、USB3.0接続のHDDが認識されなくなったのですが、自分のケースに合った解決方法がいくらググっても出てこなかったので書いておきます。
先に自分のケースでの解決法を書いておきますと、ディスクユーティリティにてAPFSコンテナを選択してFirst Aidをかけたら直りました。
- APFS(Apple File System)フォーマットの外付けHDD
- 再起動したらデスクトップに表示されなくなった
- ディスクユーティリティでは認識される
- ボリュームではなくコンテナを選択してFirst Aidを
APFS(Apple File System)フォーマットの外付けHDD
今回のiMac2019への移行と同時に外付けディスクを新しいAppleのファイルシステムであるAPFSでフォーマットしました。
APFSはSSDやフラッシュメモリに最適化されたファイルシステムで2017年から導入され、High Sierra(macOS 10.13)からSSDに、Mojave(macOS 10.14)からはHDDでも起動ディスクのデフォルトフォーマットとなりました。
今回は起動ディスクではありませんでしたが、新しいほうが良いだろうということでAPFSにしました。
Sierra(macOS 10.12)以前のmacOSでは認識されませんので注意が必要です。
これが今回のトラブルに関係しているかどうか定かではありませんが。
再起動したらデスクトップに表示されなくなった
Finderの設定でドライブをデスクトップに表示する設定にしています。
iMacを再起動したら、メインのデータ置き場にしていた8TB HDDのアイコンが表示されなくなりました。
iTunesを起動するとライブラリが見つかりませんとかロックされていますとか表示されてしまいます。
トラブル改善につながるかと思い何回か再起動したのですが、表示されてなくマウントされていないこともあったり、表示されてなくマウントされていることもありました。ただしその場合アクセスできても書き込み不可の状態になっています。
ディスクユーティリティでは認識される
ディスクユーティリティ*1を起動すると目的の8TB HDDは左のカラムに表示され認識されています。
ちなみに、command + R 起動でディスクユーティリティを開こうかと思ったのですがなぜかできず。セーフブートもできず。純正キーボードを使ってもなぜか起動時のキーコンビネーションを受け付けてくれませんでした。
今回トラブルが起きたのは起動ディスクではなかったので、通常の起動状態からディスクユーティリティを立ち上げています。
ボリュームではなくコンテナを選択してFirst Aidを
該当のボリューム(理論ドライブ)を選択してFirstaid(ディスク修復)をかけるのですが、それでは一向に解決しませんでした。
そして冒頭にも書いた通り、ボリュームの上のコンテナ*2を選択した状態でFirst Aidのボタンが押せたので、やってみましたら、無事解決しました。
やはりAPFSコンテナ周りのトラブルだったのでしょうか。
ググっても出てこないということは、レアなケースなのか、新しいAPFS周りのトラブルなのかわかりませんが、どなたかのトラブル解決の手助けになれば幸いです。