話題沸騰の映画「カメラを止めるな!」観に行ってきました。
300万円という低予算で制作され、当初は東京都内の劇場2館で公開されていましたが、評判が評判を呼び全国各地で上映されるようになったという映画です。
とはいえまだ、上映決定はしているものの(2018/8/21現在)まだ開始されてない劇場も多い中、なぜか島根県出雲市のT・ジョイ出雲が中国地方で一番最初、全国でもかなり早い時期にに公開されていると言うことで小一時間かけて行ってまいりました。やるね!出雲!
というわけで、最初に感想を言うと、評判に違わぬ面白さでありました。
この映画、ネタバレがあると面白さが半減してしまう要素が多いので、なるべくネタバレなく面白さが損なわれないように書こうと思います。
基本、公式で言っていることまでに止めているつもりです😅
この映画は二度はじまる。
これも公式のコピーなんでセーフです(^^;
この映画大きく分けて2つのシーンで構成されています。
前半はワンカットで構成されたB級ゾンビサバイバル映画のような作りで、ある程度、血みどろ殺伐耐性を持っていないと少々キツイかもしれません。
がしかし映画全体を見ると殺伐な内容ではなく、むしろ楽しいコメディ映画となっていますのでご安心ください。
B級などと言ったのは多少不自然なシーンが盛り込まれていて、???ってなるんですが、それは後のお楽しみといった感じでしょうか。
37分間ワンカットワンカメラでアクションも多いのでこれだけでもかなり見応えがあります。
内容の全てが伏線!?
そして、ワンカットゾンビ映画を作ったヤツらの話*1である後半につながるわけですが、前半の全てが伏線であるかのように楽しく気持ちよく紐解かれていきます。まさに緻密な脚本がなせる技です。
あまりにも見事なので、むしろ前半のハプニングやらトラブルに後付けで後半を作ってんじゃないかなー、だってあんなの台本通りでできる!?なんて勘繰りたくもなりますが、いずれにせよ非常に上手く練られているなと感心します。
そのハプニング性こそが非常に面白いです。
キャラが秀悦
後この映画を見事に味付けしてくれているのが、個性豊かなキャラクターです。
ポンっ!とか、アル中とか軟水しか飲めないヤツとか大阪弁とか娘とか…などなど面白すぎます。それもただ単にキャラが面白いだけじゃなくて、そのキャラが必然であったかのようにストーリーが繋がっていくのがさらに面白いです。
と言う感じで、なるべく面白さを損なわないような映画評にしたつもりなので、これを読んだからといって何もわからないでしょうし、興味を持ってもらえたなら、ぜひ劇場に足を運んで観てもらいたいですね。超面白いですから!
こういう映画って、アレがアレでああだったんだ!って再確認したいので、もう一回くらい観にいきたいですね。
*1:これも公式で言っていることなのでセーフ